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シマフクロウ 家族の物語

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1987年春、〈ひょんなことから〉シマフクロウを研究することになった著者は、指導教官の「いい調査地があるんだよ」の一言で、大学生ながら身一つで調査地近くの集落に移り住み、廃車のワゴン車を「観察小屋」にしてシマフクロウの観察を始める。
以来、2019年に至るまでの32年間、あるシマフクロウの家族の運命を見守り続けた記録が本書である。〈三十年以上生きた個体もあれば、巣立った途端に捕食された短い生命もあった〉。そこには、これまでほとんど知られてこなかったシマフクロウたちの神秘的な生活が、あくまで冷静な筆致で丹念に綴られている。
一方で、シマフクロウを見守り続けることは、その暮らす森を守っていくことでもある。
時には森林管理をめぐる関係各所と議論を闘わせ、時にはシマフクロウでビジネスをしようとする人々にも、我慢強く理解を求めなければならない。野生動物の保護において人間の手をどこまで加えるべきなのか、シマフクロウという貴重な種の繁栄のために何ができるのか。
本書はシマフクロウに生涯を捧げた一人の研究者の「葛藤と奮闘の記録」でもある。

新書版 204頁
2023年3月31日発行
早矢仕有子 著

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